■費用面では京都の寺院でお墓を求める場合と一般的な墓地とほとんどかわりません

お墓の費用は3つに分かれます。墓地代(永代使用料)と墓石代金と管理費です

■墓地代(永代使用料)


 墓地代については、公営墓地がもっとも安いとされます。一部の村墓地やみなし墓地の場合、永代使用料が不要の場合もありますが、地域の方、血縁の方しかお墓を建てる事はできません。次に、石材店の資本で管理する民営墓地はその墓地の程度によって格差が激しいです。
 寺院墓地の場合も、便利で程度のいいところは高くて、不便なところは低価格です。しかし、寺院墓地の場合その寺の伝統・格式によって代金が変わります。京都市内の寺院墓地でも観光寺院と呼ばれる寺院で見つける墓地は桁外れに高いところもあります。
 墓地は売買できません。墓地はあくまでも寺からお墓を建てる土地を借りる事です。お墓で言う使用権とは、墓地の経営者から永代の使用を許可される事を意味します。ですから、不動産の店子関係のようなものです。借地契約のようなものですから、転貸や転売、親戚や知人へ譲ることもできないです。だから、親族の誰かが後を守っていく(使用権を継承する)事が必要です。
 この使用権の承継については、2つの要件があります。一つは管理費を払い続ける事と承継者を選出していく事です。この要件を遵守できなければ、没収されても文句は言えません。
墓地が不要となった場合は、墓石を処分して、更地に戻してお返しする事が約束です。まず返金はありません。寺院墓地は檀家制度の中に墓地の使用がありますから、永代使用が大前提となります。

■墓石代金

 墓石代とは、石材費と工事費です。お墓は墓碑だけではなく、撒き石や石棺などの基礎工事。後、霊標や塔婆立て・外柵などオプションとされる墓所に付属する設備の代金です
石材費は石の種類、デザイン(大きさ)によって変わります。境内墓地ではほとんど洋風が見受けられません。また廉価な外材を使う事を嫌うご住職もおられます。お寺様とは永くお付き合いをするわけですから、ご住職の意見を参考にされればいいと思います。

■管理費

 管理費とは、墓地の管理上で必要な経費のみんなで負担しあうものです。例えたら、分譲マンションの共益費のようなものです。一般的に管理費はお墓の建立にかかわらず、墓所の契約時点で支払う義務が発生します。しかし境内墓地の場合、墓碑は建てる事を強要されますからほとんどがすぐに建てられます。公営墓地のように、建立の期限が明記される事はありません。お墓を建てたいから、寺院内の墓地をお願いするわけですから、すぐに建立の作業をすすめてください。
寺院墓地の場合、名目は寺院によって様々で、「護寺会費」「つけとどけ」などといった形で求められることとなります。

■お布施


 お布施については決まり事はいっさいありません。しかし檀家になって、法要のお礼として差し出すものです。墓碑の建立時に必要な場合もあります。お墓に関わるお布施では、開眼法要・納骨のお勤めがあります。年期法要は基本、墓前ではしないです。本堂やご自宅の仏壇の前で営むのが通常です。

■お墓建立の流れ

■一般的なお墓建立の場合

墓碑を建てられる墓所が空いていれば、そこに建てる事は簡単です。墓地の販売代理の業務をしている業者に相談すればスムーズに話は進んでいきます

■寺院墓地の場合

まず墓所に空きがあるかどうかの確認です。しかし、境内墓地はほとんど情報が公開されていません。いわゆるお墓の一等地を買える事さえ誰も知らないのも現状です。通常、何人の伝手もなく、個人でその墓地に赴かれても、お寺様とは誰も交渉できません。境内墓地を求めたい方がいくら金銭を積まれても、申込できない場合がたくさんあります。ご住職はお墓を求めてほしいわけではありません。これからお骨を預かる立場として、お付き合いいただけるかどうかを判断されています。だから筋を通す事が最も大事な事なんです。

■希望の墓所(寺)決まりました・永代使用料のお支払い

宗派が決まって、墓所が空いている事がわかれば一歩前進です。ご住職と交渉が始まります。墓石建立の内容を確認します。檀家条件などを確認します。
※檀家条件というと厳しく聞こえますが、お寺様によっては、条件のゆるいところもあります。あまり厳しい事ばかり言われるお寺様は、当方で選択肢からはずします。



お客様の意向を確認して、墓所代金(永代使用料)をお支払い頂きます。
※初めから公開募集中の墓所もあります。その場合、もっと容易に話を進める事ができます。

■墓石のデザインと石材の種類を決めます。

デザインについてはほとんどが和型です。京都の境内墓地はほとんが京都型八寸・九寸です。洋碑を希望される場合はご住職に相談をしたほうが良いと思います。石材の種類は難しい問題があります。当然、高額の石材は、吸水率・硬度など問題はありません。しかし、安価な外材(特に中国墓石)は劣化しやすいため、ご住職からご意見が出る場合もあります(時々ですが)。

■墓石に彫る文字についても、制限がある場合があります。

一般的に家名や名前を刻みますが、お寺の宗派のお題目(「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」)を入れる場合もあります。浄土系では「倶会一処」と彫る場合もあります。また、お祀りの形によって●●家先祖代々と彫刻する場合もあります。

■文字の書体について

文字の書体は、代表的なものに楷書・行書・草書・隷書があります。また寺のご住職の直筆を彫る場合もあります。墓石の側面には建之者・建之日や故人の戒名や死亡年月日などを刻みます。納骨予定が多い場合は霊標・墓誌を立てる必要があります。このような決め事や図面作成は当方に相談下さい。

■支払いについて

申し込み時に総額の半分、建墓後、総額の半分のお支払いになります。

■納骨について


墓石建立後の納骨時は、お寺様に開眼法要・納骨経のお願いが必要です。境内墓地のもっとも良いところはこのような時に容易にお願いできる事です。お寺様も自らの檀家の法要ですから、快くお勤めいただきます。お布施は必要です。

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